シンガポール航空経由便で行く3世代家族クアラルンプール旅 2019-8
急遽、夏休みに姪を海外に連れていこうという話になり、自分の両親(姪にとってはおじいちゃん、おばあちゃん)と自分の合わせて4人で行くことに・・・。目的地は自分以外まだ行ったことのないマレーシア・クアラルンプールです。ちなみに自分は前年にANAのSFC修行で一年で4度行っていました。今回は3世代家族4人旅の際に気を付けた点なども旅の時系列に併せて書いております。
乗り物も少しですが乗りました。今回の内容は少し長くなりましたので、目次を開き必要な部分に飛んでもらうことも可能です。
マレーシア・クアラルンプールの魅力
クアラルンプールの魅力は何といっても、マレーシアの首都として高層ビルも立ち並ぶような発展した都市でありながらも、他の東南アジアのシンガポール、タイ・バンコクなどと比べてもまだまだ物価の安いこと。家族で行く場合、人数分のお金が出ていきますから・・・4人いれば、出ていくお金も4倍。お財布に優しいのはいいですよね。
大阪・関西空港からクアラルンプールまでの飛行機は人気のシンガポール航空の経由便を選びました。できればシンガポールで途中降機してシンガポール弾丸観光を楽しむのもよかったのですが、スケジュールを考えると今回は見送ることに・・・。
旅行後、3世代家族旅ではなるべく移動を少なくした方がよかったと感じたので、結果これでよかったと思いました。無理せずゆったりがもっとも重要でした。
3世代家族旅の重要だと思った点
ホテルの近くに大型のショッピングモールがあり、徒歩だけでも過ごせる環境がおススメです。
- 無理なく歩いて行ける距離
- 近くに何でもそろっている大型店舗(ショッピングモール)がある
- レストランが歩いて行ける距離にある
- 日本食などのお弁当などが買って帰れるとなお良い
- 特に空港からホテルまでGrab Carなど安価で便利に移動できる環境
1日目 往路:日本からクアラルンプールへ
大阪・関西空港からシンガポール・チャンギ空港経由でマレーシア・クアラルンプール空港へ
まずは早朝、家から関西空港を目指します。
夏休みは注意:朝なのに駐車場の混雑具合に驚く
出張など1人の場合はいつもJRを使って関西空港まで来ていますが、今回は4人ということもあり車で来ました。スーツケースなどもあるので家族の場合は車で行くのが楽ですね。4人ぐらいだと高速代を入れても安くなると思います。
車は関西空港内・第1ターミナルの立体駐車場に停めたのですが、夏休みは結構いっぱいで空いているところを探す状況でした。夏休みは全般的に混雑しているので関空公式ページで混雑状況を事前に確認されることをおススメします。
駐車場の事前予約
事前に関西空港公式サイトで駐車場を予約しようとしても、予約枠は限られた台数なので数週間前にはすでに一杯になっていました。しかし、朝早いから大丈夫と話していたのですが・・・実際ここまで満車に近いとは思っていませんでした。夏休みや連休に利用される方はご注意ください。
混雑状況を見ているとお盆の前後1週間ずつぐらいが特に混んでいる感じでした。
車で行かれる方はKIX-ITMカードを作ることをおススメいたします。年会費など一切かからない無料なのに駐車料金が割引になります。早く言えば関空の会員カードのようなものです。海外に行くと駐車場代が1万円弱かかるのでこの割引は結構お得ですよ。
今回の駐車料金とKIX-ITMカードについてはまとめのところで紹介させていただきます。
シンガポール航空のカウンターでチェックイン
空港へは通常の出発2時間前に到着。まずは4F 出発フロアーに行き、シンガポール航空のカウンターでチェックインします。
経由地シンガポール・チャンギ空港での乗り継ぎ時間はおよそ2時間。あわてる必要もなくちょうどいいぐらいの時間です。
最短1時間ぐらいの乗り継ぎでも予約はできますが・・・1時間だとターミナル間の移動が必要だった場合はかなり急がないといけなくなります。1人旅ならいいかもしれませんが、3世代家族旅ではかなり厳しい感じがしますね。
関西空港からシンガポールまでおよそ7時間
SQ619便 KIX 10:55ーSIN 16:40 B787-10
B787-10の座席配列
シンガポール航空のB787-10は座席配置が横に3-3-3なので、3人だとちょうど横1列なのですが、4人家族だと少しどうするか考えますよね。ちなみにシンガポール航空は座席指定がチケットの種類などにより有料にしている部分があるのでお気を付けください。
いよいよ出発です。
シンガポール航空は日系の航空会社と同じぐらいいいですよね。機内食も美味しいし、海外系の航空会社を選ぶ場合、第一候補はやはりシンガポール航空です!
機内モニターで到着ターミナル情報をチェック
関西空港から7時間弱でシンガポール・チャンギ国際空港へ到着です。ターミナルが複数ある空港でのトランスファーであれば、座席にある個人モニタでこの様な到着情報が確認できるのは便利ですね。
ちなみにシンガポール・チャンギ空港では乗り継ぎだけなので入国カードの記入の必要はありません。
チャンギ空港の到着ゲートはターミナル2のF31です。
到着情報を機内であらかじめ見ておくと降機後ターミナル内で地図を探し右往左往しなくて済みます・・・方向感覚がつかめるのでおすすめです。
シンガポール・チャンギ国際空港 ターミナル2へ到着
シンガポール・チャンギ空港へ到着です。
とりあえずは飛行機を降りて、流れに従ってついていきます。
乗り継ぎ便の出発ゲートを確認します
続いて・・・まずは何より、次のフライト(クアラルンプール行き)の出発ゲートの場所を確認します。ターミナル内にあるフライトインフォメーションでターミナル番号と搭乗ゲート番号を確認します。次のクアラルンプール行きもターミナル2からの出発でした。
クアラルンプール行きまで2時間ほどあるので、その間にご飯を食べたりするためにとりあえずターミナル間シャトルに乗りターミナル3へ向かいます。
スマートフォンのSIMカードを交換
ご飯の前にみんなのスマートフォンのSIMカードを交換します。今回利用するSIMカードは国際ローミング通信が可能な「sim2fly」です。東南アジアを中心に16か国で使えるので国際周遊旅行に向いています。利用条件は8日間、利用国によりますが4Gまたは3G、容量は無制限ですが4GBを超えると速度が制限されます。1週間程度の旅行にとても使いやすいカードです。
このカードはタイ大手通信のAIS社発行のカードなのですが、日本のアマゾンでも購入することができるのでとても便利です。日本で買っても1枚¥1,220円前後なので日本で買っていく方が便利だと思います。ちなみに利用可能国に日本も含まれています。
シンガポール・チャンギ空港・トランスファーでターミナル間移動
シンガポール・チャンギ国際空港は現在ターミナル1(T1)からターミナル4(T4)まであり、ターミナル間は無料のスカイトレインなどで結ばれておりスムーズに移動が可能です。
ターミナル3にはレストランやフードコートなどがあり、シンガポール料理をはじめ、ファーストフードなどいろいろな食事が楽しめます。
ちなみにチャンギ空港内のレストランで食べるとサービス料が10%、消費税が7%の合計17%加算されていました。ちなみに帰りに食べたフードコートであれば消費税の7%はかかりますがサービス料はかかりませんでした。
食事後、搭乗時間が近づいてきたため、再びスカイトレインに乗りターミナル2に戻ります。
スカイトレインはラインが複数あるので行き先のターミナルの確認はお忘れなく。
自動無人運転で運行されており、昼間なら数分間隔で運行されているため、しばらく待てば次のシャトルがすぐに来るので、目の前のシャトルを乗り逃しても大丈夫です。
シンガポールからクアラルンプールへはあっと言う間です
SQ118便 SIN 18:45ーKUL 19:45 A350-900
A350-900の座席配列
チケットを予約した時点での機材はA330-300だったのですが、予約して間もなくA330からA350に機材変更の連絡がメールできました。座席配置が違うので、自動で割り振られていた座席指定を再度指定することに。(これについては別に書いております)
4人だったので、A330の(2ー通路ー4ー通路ー2)がちょうど前後2人づつでよかったのですが、A350の座席配置はB787-10同様(3ー通路ー3ー通路ー3)なので1人が少し離れることに。でも新しい機材であるA350の方が気分はいいですね。
シンガポール航空・最短距離路線
シンガポールークアラルンプール間は本当にあっと言う間です。日本でいえば東京ー名古屋間と同じ350kmです。わずか45分ほどの飛行時間です。短距離路線は離陸準備もあっという間に完了しゲートを離れますね。
シンガポール航空はフルサービスキャリアです。この短い区間は国際線ですが、あまりの短時間のためか、パックのジュースが配られるだけで機内食はありませんでした。
去年乗ったビジネスクラスではテーブルにクロスを敷き、通常通りグラスに注がれる飲み物と簡単に食べられるトルティーヤのようなものが用意されました。ですが、あっという間に片付けられます。水平飛行時間がほぼないので仕方ないと思いますね(汗)。
よく考えればフルサービスキャリアの国際線で機内食がないのは初めての経験ですね。
座席モニタのフライトインフォメーションを見ると、こんな感じの山型に・・・。上昇したらすぐに効果ですね。まあこれはデフォルメしてはあると思いますが、実際の印象もこんな感じでした(笑)。
クアラルンプール空港へ到着 空港からホテルへ
クアラルンプール国際空港へはスムーズに到着しましたが、システムトラブルでチェックイン時に預けたスーツケースを受け取るターンテーブルの番号表示が出来なくなったらしく、係員が案内するかたちで対応していました。
指示されたターンテーブルで待っているときは、ちゃんと出てくるか不安もありましたが、わりとスムーズに受け取ることができました。
クアラルンプールではGrab Carが使えるので便利です
クアラルンプール国際空港(KLIA 1)から市内へは、空港特急の「KLIA Ekspres」などがありますが、1人¥1,400円ぐらいするうえに、終着点がKL セントラル駅のため、駅すぐのホテルならばいいですが、例えばブキッビンタン地区であれば、ここからスーツケースを引き吊りながらモノレールなどに乗り換えていく必要があります。なので、4人だと確実にGrabタクシーがおススメです。
ということで・・・Grab Carで行くことに。ホテルまでは1時間(50kmぐらい)ほどで到着しました。料金はMYR113(¥2,949)です。4人だと確実に空港特急のKLIA Ekspresより安く済みます。
日本では配車アプリは認可されていないため、「Uber」と言えばご飯を運ぶ「Uber Eats」の方が有名ですが・・・。本来の「Uber」と言えば配車アプリです。しかし、その配車アプリの分野でも「Uber」は東南アジアから撤退したため配車アプリ事業を「Grab」に譲渡しました。そのため東南アジアでは「Grab(シンガポール企業)」が1強状態です。
Grab Carはスマフォのアプリで車を呼ぶ形となります。あらかじめクレジットカードを登録しておくと、お金の受け渡しもなくぼったくられるなどのリスクも少ないように思えます。
基本値段はアプリでの金額となりますし、経路もアプリで捉えられているので・・・そこらへんは普通のタクシーより安心感があります。
宿泊はドーセット・クアラルンプールに 3泊4日
4人だったので、アパートメントタイプのホテルを探しました
宿泊したドーセット・クアラルンプールはブキッビンタン地区という中心地にあり、かつ巨大ショッピングモールのパビリオン(Pavilion Kuala Lumpur)にも歩いていける距離です。ちなみに隣の建物はリッツカールトン・クアラルンプールで、とても便利な場所にあります。ドーセットはお手頃な価格で泊まれれるので家族旅行・グループ旅行に特におススメです。
ドーセット・クアラルンプールは2つの建物が隣接して建っており、左の白っぽい建物がホテル棟、右の黒いガラス張りの建物がアパートメントタイプのホテルになります。
朝食の際は部屋のあるアパートメントタイプ棟を出て、隣のホテル棟の2階にあるレストランで食べることになるので、アパートメントタイプに泊まる際は多少面倒には感じますが、3人以上の宿泊や長期滞在の場合はおすすめです。
着いた日のホテル到着時間によってはあらかじめ夜ごはんの考慮も・・・
クアラルンプール空港に到着したのが20時少し前、そこから入国手続き、荷物を受け取り・・・と進み、空港からGrab Carでホテルに着いたのが22時前でした。そこから暫くしてちょっとホテルの周りを散策しに出かけましたが、すでにパビリオンなどは閉まっており、小腹が空いていましたが、本日はコンビニに買い出しに行き食べることにしました。
ですが・・・コンビニまで少し遠い上に、店舗はセブンイレブンでしたがお弁当などはあまりなく、飲み物とすぐ食べれるパスタを買った程度です。もう少し歩けば夜まで開いているレストランはいくらでもありますが、3世代家族旅となると、着いたばかりでそう無理も出来ません。ですので、事前の準備が大事だと再認識しました。
夜でもコンビニさえあればなんとかなるという意識がありますが、日本のコンビニはとてもレベルが高いので、それを基準に考えると難しい場面も出てくると思いました。
この時間になるようであれば、クアラルンプール空港・KLIA1にはあまり店もなかったので、シンガポールのチャンギ空港でもう少ししっかり多めに食べておくか、飛行機の持ち込めるような食べ物を買っておけばよかったと思いました。
食べ物が無理な場合であれば、空港内のコンビニでお菓子を買っておくなどもいいかもしれません。
2日目 暑いので初日はとりあえず巨大モールでのんびり
まずはホテルから歩いて5分ほどで行ける巨大モール「パビリオン」へ。
パビリオンの入り口なんですが、ちょうど映画のプロモーションの場所として使われているようでした。
この「パビリオン」というのは高級ショッピングモールなので、高級ブランド店なども多く店を構えています。日本のデパートを数倍大きくした感じですね。上階の方には日本の物を販売する店舗が集められた日本街があって、お客も多く人気のようでした。中には日本のプラモデルを売るおもちゃ専門店などもあり面白かったです。
外を少し歩いただけで汗が出るので、パビリオン内のスターバックスでとりあえずのんびりすることに。ちなみにスターバックスは複数ありました。
昼ご飯は・・・どこで食べても間違いない味の鼎泰豊へ
昼ご飯、まずは食べなれたものがいいだろうということで、パビリオン内にある鼎泰豊で食べることに。鼎泰豊はもとは台湾の店で今では日本にもかなりの数あるそうですが、クアラルンプールでは安く食べることができます。
ただ待っている人もいたので・・・買い物などをして時間をずらし再び訪れることに。
鼎泰豊といえば小籠包が有名なようですが・・・自分の場合はかならず看板にもあるエビチャーハンを注文します。日本人好みでおいしいですよね。
エビチャーハンは日本だと¥1,100円となっていますが、ここクアラルンプールでは¥550円ぐらいなので半額で食べることができます。
旅の疲れと暑さに負けそうなので、初日は買物後早めにホテルに戻って過ごすことに・・・。
3世代旅行の場合はとにかくゆったりペースでないと体調を崩したりと・・・旅を楽しめなくなるので余裕が第一ですね。
3日目 モノレールなのにAirAsia駅?!
モノレールなのにAirAsia駅?!
KLモノレールに乗ってセントラル駅へ行ってみます
ブキッビンタン通りを散策。伊勢丹に寄ったりしながら、AirAsia–Bukit Bintang駅へ。航空会社のAirAsiaがこの駅の命名権を取得してこのような駅名になっているようです。いたるところにAirAsiaのロゴが見えます。AirAsiaと言えば赤がトレードマークですが、ここではグリーンが多く使われており控えめな印象ですね。
AirAsia–Bukit Bintang駅よりKLモノレールに乗ってKL セントラル駅へ行きます。
切符を自動販売機で買うのですが、切符はプラスティック製のトークンです。
交通カードが便利ですが、次回来ることがないかもしれないということで、クアラルンプールでは毎回現金で買うことに・・・。やはり海外で現金を用意して切符を買うのは面倒ですね(汗)。
入るときは改札でセンサー部に近づけるだけで、KLセントラル駅で改札を出るときは、コイン投入口のようなところに、トークンを入れると通れます。
ここは高架の駅ですが、反対のホームへ行くには下からではなく、左の写真にある茶色の部分が跨線橋なんですが・・・結構天井ギリギリな感じです。
モノレールは2両編成で、ホームに柵はありますが、閉まることはなく常時開いていました。セントラル駅もそうだったので、この駅だけということではないようです。
KLモノレール・・・モノレールの強みアップダウンもあり結構乗っていて楽しい感じでした。椅子が外を向いて中央に背中合わせのロングシートが配置されているので観光に最適です。・・・ですが、結構乗客が多くて、中央の椅子に座っても、壁沿いに人が立つので外はなかなか見えません(汗)。
5駅、20分ほどでKLセントラル駅へ到着。このホームドアも空いたままです。
KLモノレールの駅は他の路線のKLセントラルの駅とは百メートルぐらい離れているので、途中ショッピングモール「NU Sentral」などを通り抜け、少し歩くことになります。
KLセントラル駅に到着。クアラルンプール国際空港から空港特急のKLIA Ekspresに乗ればここが終着駅となります。
デビットカードで現地通貨(マレーシアリンギット)を調達
KLセントラル駅内にあるATMコーナーで、日本発行のVISAデビットカード(住信SBIネット銀行)を使って現地通貨(マレーシアリンギット)を引き出しました。
日頃利用している日本にある自分のネット銀行の口座から引き出せるのでとても便利です。クレジットカードを主に利用していたので、一度にまとめて引き出さず必要な分だけマレーシアリンギットを引き出すようにしていました。
前回クアラルンプールに来た時のマレーシア・リンギットが残っていたのもありますが、3泊4日の間に2度引き出しました。パビリオン内にもATMコーナーがあり、2回目はそちらを利用しました。
乗り物旅であればKLセントラル駅は便利
路線はいくつかあり、KLセントラル駅は各線が交差するターミナルになっています。
ちなみに観光客が多く訪れ、ホテルや商業施設が多くあるのはブキッビンタン地区になります。ブキッビンタン地区の最寄り駅は先ほど利用したモノレールのAirAsiaブキッビンタン駅などになります。
KLセントラル駅の目の前にも外資系のヒルトンホテルとメリディアンホテルがあります。前回来た時にはヒルトンホテルに泊まりました。
クアラルンプール・ヒルトンホテルはコスパも良くおススメできます。特に乗り物旅であればこちらの方が動きやすいようにも思えます。空港までもKLIA Ekspresでアクセス可能ですので。
各路線は改札なども別になっています。ここは路線図①・②のKTM Komuterの改札口です。
Rapid KL クラナジャヤ線に乗ってmasjid jamek駅へ向かいます
「セントラル駅」から路線図⑤のLaluan Kelana Jaya(クラナジャヤ)線でスルタン・アブドゥル・サマド・ジャメ・モスクのある「masjid jamek駅」まで乗ることに。
海外の券売機でお札を使う場合、投入してもなかなか認識してくれず大変ですよね。今回も2~3度入れ直さなければなりませんでした。交通系カードがやはり便利です(涙)。アジア地区だけでいいので国境をまたいで使える交通系カードが欲しいですね~。シンガポールとマレーシアの両国で使える交通系カードができたようなので、今後広がることを願っています。
他の路線などは地下にホームがありますが、クラナジャヤ線のホームは同じKLセントラル駅にありますが、この部分だけ高架のホームになっています。ドーム型の天窓の下がホームとなっています。
一見・・・普通の鉄道のようですが驚きました。ここ一番前なのですが運転席がないんです。そうなんです、無人運転なんです。調べてみるとRapid KL Laluan Kelana Jaya(クラナジャヤ)線は東南アジア初の全自動運転を行う路線のようです。
日本でも「ゆりかもめ」などでは見かけますが・・・ここはゴムタイヤなどではなく、鉄製のレールと車輪で動く、普通の鉄道なので驚きました。山手線は自動運転を視野に入れているようですが、安全上の確実性などの問題であって、技術的にはすぐにでもできるんでしょうね。
「セントラル駅」からRapidKL クラナジャヤ線でスルタン・アブドゥル・サマド・ジャメ・モスクのある「masjid jamek駅」で下車。
疲れたのでGrabタクシーを呼んで次へ行くことに・・・
「masjid jamek」駅に着いたのですが・・・地上へ出ると暑すぎて、結局モスクの方にはいかず、ここからGrab Carを呼んで次へ行くことに・・・。
ちなみに、ここまで乗ってきたRapidKL クラナジャヤ線のKLセントラル駅は高架でしたが、1つ手前の駅から地下に入るためRapidKL クラナジャヤ線の「masjid jamek」駅は地下にあります。ではこの写真の高架はというと、路線図上で交差していたLRT Lauan AmpangとLRT Laluan Sri Petalingの「masjid jamek」駅となります。
ここは結構Grab Carがつかまりませんでした。(時間的なものなのか?)。なんとか来てくれる車が見つかりました。
他の家族は暑さもあり外国の雰囲気を味わえればいいという感じで、無理して観光スポットにいかなくとも、エアコンの効いた車窓から街が見れればOKという感じでした(汗)。
このような場合は乗り物旅が向いてますね。無理しないのが一番ですね。
クアラルンプールのランドマーク・・・ペトロナスツインタワーへ
クアラルンプールと言えばやはり・・・かつて2003年まで世界一の高さを誇ったペトロナスツインタワーですね~。やはり88階建て452mは存在感あります。
ショッピングモールの「KLCC」内にある伊勢丹や紀伊国屋書店へ
ペトロナスツインタワーに併設されているショッピングモールの「KLCC」には伊勢丹や紀伊国屋書店などもあります。暑い南の国ではエアコンが効いた巨大モールが多いですね。暑くて外歩けないですから(汗)。
「Kinokuniya 紀伊国屋書店 クアラルンプール店」からKLCCパークが一望できます。紀伊国屋書店は2層分を占める大型店で店舗内に回り階段で上下をつなぐ構造となっています。
昼ご飯は今日も鼎泰豊です・・・2日連続です(笑)
昼ご飯は全員の意見で鼎泰豊の「KLCC」内の支店で食べることに。ちなみにパビリオン店と微妙にメニューが違いました。こちらはイスラムにより対応した感じがしました。
昼食後はクアラルンプール・伊勢丹の食料品売り場へ
昼食後はKLCC内の伊勢丹の食糧品売り場で見てると惣菜コーナーに日本式の弁当が売っていたので、おじいちゃん・おばーちゃんが夜ご飯に出るのが面倒になるかもということで、念のため弁当を2つ買っておくことに。
その後、「KLCCモール」を後にし、お土産を買いにいつもの「パビリオン」へ移動。
家族で行くとお土産の量はスーツケース1個分になりますから・・・運ぶのも大変です(汗)。歩いて帰ることの出来る距離はとてもいいですね。ホテルから近くてとても便利でした。
夕ご飯はクアラルンプール名物の屋台街 ジャランアローへ
おじいちゃんはホテルの部屋で昼間に伊勢丹で買ったお弁当を食べるということになり、3人でクアラルンプール名物の屋台街 ジャランアローへ行くことにしました。
マレーシアには中国系の国民も多く、クアラルンプールでは中華料理を食べるのには困りません、いろいろなところで食べることができます。
雨が降りそうだったのと、クーラーが効いている方がいいということで、店舗内で食べたんですが、前回来たときは屋外のテーブルで食べたので気にならなかったのですが・・・。たまたまなのか、店舗内は匂いがきつく、料理はおいしかったけど・・・っと、家族には不評でした。
あまり無理をしてガイドブックに載っているような所よりも、モール内のクーラーが効いていてきれいな店で食べる方が安心感があり良いようでした。残念。
突然のスコールで会計後に店内で雨宿り
食べ終わり、会計をして店を出ようとしたところで・・・突然のバケツをひっくり返したようなスコールが(汗)。しばらく雨宿りしていたのですが・・・いつやむかわからないので小降りになったところで、帰ることに・・・。結構ずぶ濡れです。東南アジア感満点です(笑)。
行きしはGrab Carで行ったのですが、帰りは渋滞でとても来ることが出来るような感じではなかったので歩いて帰ることに。少し濡れましたが何とかパビリオンへ来ることができました。東南アジアへ行く際には常時折り畳み傘を持っておくことをおススメします。
スコールでは傘を差してもずぶ濡れになりますが・・・小雨の時には傘があれば移動できますので。
東南アジアは雨が降ると渋滞で身動きが取れないような所もあるので、Grab Carで・・・と思っていると、身動きが取れないこともあると痛感しました。
このあとパビリオン内のスーパーを雨宿りがてら散策後ホテルへ戻りました。
4日目(最終日)クアラルンプールからシンガポール経由で帰国
本日はもう帰国日です。
午前中ホテルをチェックアウト。スーツケースをホテルに預け、外を歩くのは暑い(毎日言ってます)ので、徒歩でいけるパビリオン内を散策。いつもの姪の買い物ツアーのためにパビリオンへ行きます・・・。
昼ご飯は3日連続の鼎泰豊です(笑)
昼ご飯はまたまた鼎泰豊です。なんか・・・毎日食べてます(汗)。
なぜ3日続けて鼎泰豊だったのか・・・。
美味しいというのが1番の理由ですが、3世代の家族で行く場合には暑くて歩くのも大変なためあまり遠くにも行けません。自然と徒歩圏でクーラーの効いているモール内のレストランに足が向かいます。中華だと食べなれた味ですし、外国の日本料理だと微妙なことも多いですよね。そのためお手ごろな値段でおいしく食べれる鼎泰豊一択となってしましました。
料理面でもスープ系は胃袋を温めてくれるので、柔らかい味のエビワンタン麺が特によかったようです。あと小籠包には生姜の千切りが薬味としてついてくるので、これも胃袋によかったのかもしれません。
鼎泰豊といえばエビ入りチャーハンがお気に入りですが・・・。
今回のお気に入りは「青りんご炭酸の生ジュース」です!これはおススメです!左の写真、真ん中あたりに浮いている大きな葉っぱは確かミントだったと思います。
暑い国なので生フルーツジュースのさっぱりはたまりません!炭酸の飲み物ですがおばあちゃんも毎回注文していました。
疲れをとったり、炭酸が胃を激してくれるところがいいのかもしれません。人工的なものではなく、青りんご生ジュースなので、そこも良かったのだと思います。
午後はスターバックスでのんびり・・・
午後はパビリオン内のオープンなスターバックスでのんびり・・・。
しかし、半屋外のようなところだったので若干暑いような・・・グリンティーフラペチーノも若干とけるのが早いような気がします(汗)。
開放的な雰囲気で上の階にあるクーラーの効いた店舗よりこちらの方が好きですね。外国に来たら屋外のカフェに腰を下ろし、人の往来する風景をのんびり見てるだけでも楽しいですよね。
時間なので・・・クアラルンプール国際空港へ向かいます
時間になったので、ホテルへ戻り預けていたスーツケースを受け取りに・・・。
スマフォでGrab Carを呼んで空港へ向かいます。
料金は往路とほぼ同じ 115.8 MYR(¥3,020)でした。4人だと1人当たり750円ほどなのでGrab Carが一番おすすめです。例えばKL セントラル駅から出ている鉄道の空港エクスプレスだと1人で1,400円ぐらいします。
復路:クアラルンプール空港からシンガポール経由で関西空港へ
帰国です。ちなみに帰りのクアラルンプールーシンガポール間もA330-300からA350-900に機材変更されていました。
SQ119便 KUL 20:40ーSIN 21:50 A350-900
あっと言う間にシンガポール・チャンギ空港に到着です
クアラルンプールーシンガポール間は1時間弱なので、ホントあっという間ですが・・・最新のエアバス(A350-900)、ボーイング(B787-10)乗り比べ旅ができたので飛行機旅好きにはおススメです。
シンガポール・チャンギ空港へ到着。
この時はまだジュエル(jewel)が完成していなかったので乗り継ぎ時間は最短にしましたが、ジュエルはかなりおススメなので時間が取れる場合は乗り継ぎ時間を広めにとるのもいいと思います。
ターミナル3内にあるフードコートで搭乗前にご飯
ここは2Fにあるフードコートですが、ここ以外にも1Fにもレストランなどの食事エリアがありますので、時間があれば店舗を見ながら探してみるのも観光気分で楽しいですよ。
福建ミーが好きなんですが・・・夜遅いと売り切れなどもあるので、そんな場合ガックリ来てしまいます。仕方がないので別のものにしました。
フードコートの一番奥にはコンビニ(セブンイレブン)もあり飲み物などもあります。
シンガポールでは乗り継ぎだけで、S$ シンガポールドルの持ち合わせがないという場合でも、カード払いができるのでとても便利です。シンガポールではJCBも使えるところが結構あります。
シンガポールから深夜便で関西国際空港へ戻ります
この時間帯は日本の複数都市へ飛び立つので、ターミナル3では日本人を多く見かけますね。
SQ618便 SIN 1:25ーKIX 9:05 B787-10
ちょっと寝てる間に関西空港に到着です
朝日がまぶしい(汗)。シンガポールから関西空港までは深夜便で寝るとあっという間ですが・・・やはり体は疲れますね(笑)
関西空港到着後、スーツケースをターンテーブルから引き揚げて動かすと・・・「なんか変です(汗)」傾きます。横に倒しキャスターを見てみると、4つある内の1つがありません。スッポリ外れて抜け落ちた感じです。グランドスタッフの方に対応していただきました。これについては長くなるので別に書きたいと思っています。
まとめ
航空チケット代:シンガポール航空
航空チケットの価格は1人¥56,440円。このほかに座席指定料も払っています。既に書いていますが予約後シンガポールークアラルンプール間の行き帰りに機材変更が発生しました(古い機材から最新の機材への変更なのでうれしい変更ですが・・・)。そのため座席指定にも当然変更が生じます。その際どのような取り扱いが行われるのか、「座席指定料金はどうなる?」か、については別に書いております。
事前座席して2区間(大阪ーシンガポール間)で、¥2,500円を合計すると約¥59,000円でした。少し高い気もしますが・・・旅行期間は8/22~26。お盆休みはずれていますが、ずらして夏休みを取られている方もいるので、どうしても夏休みになると通常時期よりは少し高くなるのは仕方がないですね。
宿泊代:ドーセット・クアラルンプール
今回は4人だったのでアパートメントタイプホテル(黒いガラス張りの棟)に宿泊しましたが、室内は海外のアパートメントという感じです。ホテルからすると少しシンプルな室内デザインに感じます。2ベッドルームにリビング・ダイニング・キッチンのある部屋で1泊当たり約¥17,000円なので、1人当たりでは¥4,250円になり場所を考えれば安いと感じました。3泊4日で1人当たり¥12,800円です。
ドーセット・クアラルンプールは先に述べましたがパビリオン(Pavilion Kuala Lumpur)にも歩いていけるとても便利な場所にありますが、お手頃な価格で泊まれるところが特におすすめです。
関西空港第1ターミナル駐車場料金と割引について
関西空港内駐車場(P1~P5および展望ホール駐車場)利用で、駐車料金が25%OFFになります。25%は大きいですよね!。例えば空港内の駐車場は1週間弱駐車すると1万円ぐらいするので、25%安くなると結構お得です!
旅費まとめ
航空チケット代約¥59,000円にホテル代¥12,800円を足すと約7.2万円ほどです。やはりクアラルンプールは物価が安いので、ホテル代は安くていいですね。ここには入っていませんがタクシー代や食費も安いので全部入れても、安く抑えれば8~9万円ぐらいあれば行けると思います。
家族で行く場合シンガポールもいいですが・・・物価を考えるとやはりクアラルンプールに分があります。
ただ・・・シンガポールもそうですが、クアラルンプールは外を歩くには死にそうに熱く、あまり観光するところもないんですよね~。そこが難しいところです。
物価が安いところはマレーシアの強みなので次はペナン島やランカウイ島などのビーチリゾートに行こうと思っています。だけど、これがなかなか難しいんです・・・姪はビーチリゾート志向。父親(姪のおじいちゃん)はリゾート嫌い(やることがないそうです)なので。折り合いません(汗)。
自分用に買ったお土産
自分で食べる用のお土産です。
チョコレートとインスタントラーメン。このインスタントラーメンですがネットでおすすめとして出ていたので買ったのですが・・・おすすめの通りおいしかったです!だけど、結構辛くて1つ食べただけで、あとは中国に持って行って、辛い物が好きな人に食べてもらいました(汗)。
「Beryl’s」このチョコレートもマレーシア産でおススメになっていたので買ってみたら、安いのに美味しく、おススメの通りでした。この「Beryl’s」は店にもよりますが、味や中身のフルーツなどの種類も豊富にあり、いろいろ買って帰ると帰国後も楽しめます。