KUL AEROTEL Hotel のおすすめポイント！
- 空港ターミナル内にあり早朝出発便にも大変便利！
- ホテルのあるＫＬＩＡ2・Gateway@klia2にはスーパー、コンビニなどもありとても便利！
- 2018年8月開業の新しくモダンな内装！
- ＫＬＩＡ1からも鉄道（KLIA Ekspres）で容易にアクセス可能！
Solo Plus Room（シングルベッド ルーム）の紹介
ベッド ルーム
部屋は新しく清潔ですが、ベッドの周囲は狭く広さでいうとアパホテルのような感じでしょうか。使い勝手はとてもよく快適に過ごせました。ただ、トランジットホテルの場合は部屋に窓がない場合が多いですが、この部屋にも窓はありませんでした。なので滞在時間が数時間程度の滞在には適していますが、ここに連泊するような感じではなかったです。
このタイプの部屋にはＰＣ作業などをする机はないので、必要のある方はカフェなど別の場所で作業するか、「Double Plus Room」以上の部屋を利用する必要があります。
無料の水も2本用意されていました。電気ケトルなども置かれているので、ちょっと小腹が空いた場合などは、スーパーやコンビニでインスタントカップ麺を買っておけば便利かもしれません。
ベッドのヘッドボードにはクッションもあるのでテレビを見たりスマフォを見たりする際にも快適に過ごせます。これがあるだけで楽に過ごせます。
写真右：入口入ってすぐ、浴室入口前の通路部分はスーツケースを広げるのに十分な幅が確保されています。反対に十分すぎて少しもったいない感じもしました。必要なものは一通り揃っているので不便は全くありませんでした。別に個人的には必要はなかったですが、セキュリティーボックス、アイロンなどはなかったですね。それぐらいですかね。トランジットホテルなので必要な方は少ないと思われますね。
コンセント差込口のタイプは日本のコンセントにも対応するマルチタイプです。マレーシアの電圧は220～240Ｖ50Hzなので、日本の電圧にもマレーシアの電圧にも対応している機器であれば、そままさして使うことができるので便利です。新しいホテルはここら辺が大変便利ですね。寝ている間に携帯を枕もとで充電できるので・・・。もちろんWiFiも完備されています。
バスルーム
東南アジアのホテルでは高級ホテル以外では浴槽がないことが多いですが、ここも浴槽はありません。ですが短期滞在なので全く問題ありませんでした。
Double Plus Room（ツインルーム）の紹介
ベッドルーム
「Solo Plus Room」は狭めでしたが、この部屋の広さは十分で普通のホテル程度の広さが確保されていました。この部屋にも窓はありませんが、短期滞在で部屋がきれいで清潔なため問題ありませんでした。その他「Solo Plus Room」との違いでは・・・ＰＣ作業可能な机が備え付けてあります。この部屋であれば短期滞在であれば過不足なく滞在できると思います。
写真の左側に少し見えているのは隣の部屋とつながっているドア（通常は施錠されています）でこちらの部屋と隣の部屋はコネクティングルームとなっており家族、グループの利用の際には隣同士で部屋を用意してもらえれば便利だと思います。
布団が乱れており見苦しいところをお見せし申し訳ありません。もうちょっと布団を整えておけばよかったと後悔（笑）。机とベッドの間も距離が確保されており狭く感じることはありませんでした。
柱型が大きく張り出していますが、入り口を入ってすぐのところはかなり広く、大型のスーツケースを広げるのにも十分な広さです。広さ、ベッド、机を除いて部屋の仕様は基本的に「Solo Plus Room」と同じでした。
部屋の寸法は大まかな計測になりますがこんな感じでした。面積（19.8ｍ2）にバスルームは入っていないのでこの部分を入れると約25ｍ2弱になると思います。
バスルーム
バスルーム部分は「Solo Plus Room」（シングルベッド ルーム）とほぼ同じなので・・・上記「Solo Plus Room」バスルームの紹介をご覧ください。
KUL AEROTEL Hotelの概要
AEROTEL Kuala Lumpurはクアラルンプール国際空港内にあるトランジットホテルで、空港ラウンジ「PLAZA PREMIUM LOUNGE」などを展開する「PLAZA PREMIUM」グループ運営のホテルです。2018年8月にオープンしたばかりでとてもきれいでした。
AEROTEL Kuala Lumpurの場所について
クアラルンプール空港はフルサービスキャリア（レガシーキャリア）が主に利用する「ＫＬＩＡ1」とＬＣＣ（エアーアジア）が使う「ＫＬＩＡ2」に分かれており、「AEROTEL Kuala Lumpur」は ＫＬＩＡ2の一体的な施設であるショッピングモール「Gateway@klia2」内にあります。
ちなみに先ほどから述べている「ＫＬＩＡ」は「KL International Airport（クアラルンプール・インターナショナル・エアポート）」の略称です。関西空港を利用する方ならわかると思うのですが、関西空港のことを「ＫＩＸ（空港の3レターコード）」と呼びますが・・・そんな感じでしょうか。関西空港発行の利用ポイントカードも「ＫＩＸ-ＩＴＭカード」ですよね。
自分もＳＦＣ修行時に実際「AEROTEL Kuala Lumpur」に3度宿泊しました。ＳＦＣ修行の場合ＫＬＩＡ1利用となりますが、ＫＬＩＡ2へは空港鉄道で1駅の移動だけで済み、空港外へ出なくて済むのでおすすめです！。ちなみに「AEROTEL Kuala Lumpur」はＫＬＩＡ2の制限区域外にあるため、マレーシア入国後でなければ利用することができません。そのためＳＦＣ修行の方が行う入国せずそのまま帰国便に乗る「ＫＬタッチ」などでは利用できません。
ホテルの共用部分（廊下）から撮影した空港の夜景。左側にAirAisaの機影が見えました。
トランジットホテルの予約は「部屋のタイプ」と「利用時間」の組合せで選びます
初めて空港内のトランジットホテルを利用する際には、予約の方法に慣れないかもしれません。ホテル予約サイトでそれぞれ取り扱いなどに違いなどがあるかもしれませんが、基本的な部分で言えば「部屋タイプ」と「利用時間」で予約することになります。
「部屋のタイプ」について・・・
部屋のタイプは広さやベッド数によりいくつか用意されています。その他では部屋にバスルームが「有り」か「無し（共用）」か・・・などです。一番安い部屋にはバスルームがなく部屋の外にある共用の浴室を利用することになります。
プライベートバス付（部屋内にバスルームがあるタイプ）
部屋内にバスルームがあるタイプで通常イメージするホテルの部屋になります。
- Solo Plus Room（シングルベッド1台/定員1名）
- Double Plus Room（シングルベッド2台またはダブルベッド1台/定員2名）
- Double Squared Room（ダブルベッド2台/定員4名）
Double Plus Roomにはダブルベッド×1台とシングルベッド2台の2種類の部屋があります。
その他にベッドが3台あるファミリールームもあるようですが、部屋数が少ないのかホテル予約サイトには出ていませんでした。
バス共有型（簡易宿泊型）
- Solo Room（SHARED BATHROOM）
部屋にはベッドのみの日本のカプセルホテル（ファーストキャビンの「First Class Cabin」）のような部屋になります。
「利用時間」について・・・
この利用時間というのが、初めて空港のトランジットホテルを予約する場合に一番戸惑うところです。普通のホテルであればよくあるのが「チェックイン15：00～チェックアウト12：00」を1泊とする単位ですよね。このホテルはチェックインが「14：00～チェックアウト翌日12：00」で、利用時間が6時間か12時間と書いてあったので、はじめは戸惑いました。
「利用時間」とはチェックイン時間からの計算となるので、例えば「6時間」利用の場合で23：00にチェックインすれば翌朝5：00チェックアウトとなります。なので、例えば23：00チェックインし翌日の10：00まで利用したい場合は利用時間が11時間となり・・・「12時間」利用で予約することになります。
現地のチェックインカウンターにある価格表にはもう少し細かい利用時間（1、3、6、12時間、1晩）もありますが、時間が短いほど割高になるので「1時間」利用でのお得感はありません。まあ～1時間利用でも部屋は清掃の必要があるので仕方はないですが。例えば3時間利用の金額と12時間利用の金額が1,000円弱だったりします。
宿泊費はいくら？
クアラルンプール空港周辺にもエアポートホテルがいくつかありますが、ここは空港内のターミナルにありとても便利で快適でした。空港周辺のホテルだと送迎が必要だったりと・・・面倒なので自分ですべて動くことのできるここはおすすめです。送迎があったとしても、迎えの車をまったり、反対に空港に向かう際にも時間を合わさなければならなかったりと面倒なので・・・。
ＳＦＣ修行の際に3度（9月、11月、12月）利用しました。予約の際は全てホテル予約サイトを通し、いずれも「Solo Plus Roomー12hours」での予約です。部屋内にバスルームがある一番狭い部屋の12時間利用、朝食付きで・・・￥6,651～￥7,360円でした。
宿泊費とは別に現地で宿泊者1人当たり10ＭＲの宿泊税がかかります。3度目はトレーダーズホテルチェックアウト後から夜の中国国際航空の北京便までの日を跨がない昼から夜までの利用なので宿泊税は徴収されませんでした。休憩扱いということなんですかね。ホテルの部屋でゆっくりしようかと思っていたのですが結局、鉄道（KLIA Ekspres）で市内に出かけたので、ホテルを取らなくてもよかった気がします（笑）。
3度目の宿泊は1～2度目と同じく「Solo Plus Roomー12hours」で予約したのですが「Double Plus Room」のツインルームでの提供でした。短期滞在なので「Solo Plus Room」でも全然問題なかったのですが、やはり「Double Plus Room」のほうが広く快適ですね。
無料の朝食付きでしたが、あまり朝は食べないので今回も食べませんでした。ちなみにチェックインの際にこのようなバウチャーがもらえます。
ホテルの周辺
ホテルのあるＫＬＩＡ2・Gateway@klia2にはスーパーのJaya Grocer（ジャヤ・グロッサー）、コンビニのファミリーマートなどもありとても便利です。空港内の店舗だと市内と比較してとても高い価格設定だったりしますが、ここは同程度の価格でした。お土産の購入にすごく便利です。実際にJaya Grocerで「Beryl’s（ベリーズチョコレート）」を買い、部屋で出発前にスーツケースに収めることができるので大変便利でした。
店舗の他にもＡＴＭコーナーには数台の銀行ＡＴＭ（VISA Plus対応）が並び、日本発行のＶＩＳＡデビットカードで現地通貨（マレーシア・リンギット）も問題なく引き出せました。
ホテルへのアクセスについて
エアアジアなどＫＬＩＡ2（ターミナル2）利用の場合はその利用ターミナル内にあるので、到着後入国手続きを済ませればスムーズにアクセスできます。
フルサービスキャリア（ＡＮＡ、ＪＡＬ、マレーシア航空、シンガポール航空など）はＫＬＩＡ1（ターミナル1）利用のため、入国後ＫＬＩＡ1からはKLIA Ekspresに乗り1駅で到着します。ＫＬＩＡ2の改札を出ると数十メートルでAEROTEL Hotelの看板が見えるので、エスカレーターを上り2階着くとすぐそこにホテルのフロントがあります。無料バスもあるようですがKLIAエクスプレスでもわずかＲＭ1.80（日本円で50円）ほどなのでこちらの方がスーツケースを引きづりながらの歩行距離も少なく便利だと思います。
市内からは・・・例えばセントラル駅からKLIA Ekspresに乗った場合であれば、終点のＫＬＩＡ2のある「Kuala Lumpur International Airport 2 Station」で降り改札を出ます。そのあとは上記と同じです。
宿泊しての感想・まとめ
海外でアクセスの良さは最大の安心
空港で安いホテルを探そうと思えば・・・空港周辺に航空利用者を想定したホテルがいくつかあったりします。それらのホテルを利用する場合、日本であれば鉄道などの公共交通機関が発達しておりホテルへたどり着くのは容易かも知れません。しかし、海外などではそのホテルの送迎がなければタクシーや徒歩以外に移動の手段がない場合も普通にあります。そのうえ航空機の到着時間の遅れとなれば、ホテルとの連絡を心配したりと、一気に不安感でいっぱいとなります。なかなかハードルは高いですよね。
その点、空港内にあるトランジットホテルであればアクセスも容易でありハードルは一気に下がります。自分の足で確実にたどり着けますから。
空港内トランジットホテルと言えば宿泊費は割高ですが・・・
大変便利な空港内にあるトランジットホテルですが、窓が無いのが普通であったり、狭かったりなど部屋の仕様は良好とは言えない状況にもかかわらず大抵の場合その宿泊費は市内のホテルに比べ割高です。ここ「AEROTEL Kuala Lumpur」は、マレーシアの物価の安さもあってかお手頃な価格となっています。
それだけはなく、ここはＬＣＣ（ローコストキャリア）が利用するＫＬＩＡ2（第2ターミナル）にあるためか、ターミナル内に普通のスーパーやコンビニがあったりと、買い物にもまったく困りません。そのため「ＫＬＩＡ1より便利では？」と思っております。おすすめです！
ホテルの部屋も新しくきれいで快適、モダンなデザインにも好感が持てました。部屋に窓がないことについては当初抵抗感がありましたが、人間すぐに慣れるもので、短期滞在であれば問題はないと思います。