シンガポール 経由便で途中降機 弾丸観光 ガーデンズバイザベイ(Gardens by the Bay)

旅・観光地・交通

シンガポールは次々と話題となる施設をオープンさせています。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)もそんなシンガポールの顔となる施設の1つであることは間違いありません。今回は弾丸観光でも楽しめるメインの施設をのみを選んで書いております。シンガポールは灼熱の国であり、弾丸観光ではなくとも暑さと体力からこれらメインの施設を選んでいくことになると思います。

経由便による途中降機弾丸観光の場合、空港からマリーナエリアに行きマーライオンマリーナベイサンズガーデンズ・バイ・ザ・ベイへと周ることができます。この3つを周るだけでシンガポールが持つ魅力をいっぺんに楽しむことが出来ます。

帰国前最終日に観光地ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを楽しむ

常夏のシンガポール、日中屋外で動くにはかなりのきついものがあります。そのためシンガポール観光最終日、ホテルをチェックアウト後、昼間は乗り物に乗り街並み観光、暑さも少しましになる夕方から日本へ戻る帰国深夜便までの時間でガーデンズ・バイ・ザ・ベイに行くことにしました。夜には「音と光のショー Garden Rhapsody」も行われるので、夕方前からのこの時間帯がおススメです。

メイン・エントランス

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ自体は無料開放された公園になっており、クラウド・フォレスト(Cloud Forest)やフラワー・ドーム(Flower Dome)などの施設は有料となっています。その他ではスーパーツリー・グローブ(SUPERTREE GROVE)は無料で見ることが出来ますが、そのスーパーツリー・グローブに架けられたOCBCスカイウェイ(OCBC SKYWAY)などに昇のは有料となっています。料金については後方にある「まとめ」部分で書いております。

Gardens by the Bay

エントランス:MRT ベイフロント(Bayfront)駅・マリーナベイサンズ側

MRT(地下鉄)「Downtown Line(青色)」と「Circle Line(黄色)」のベイフロント(Bayfront)駅からだと、改札を出てサインに従い地下道を歩くとここに出てきます。マリーナベイサンズの真下です。

Gardens by the Bay

ここからクラウド・フォレストやフラワー・ドームなどがあるエリアまでは遠いため、有料にはなりますが大型電動カート(Shuttle Service)が来園客を運んでいます。灼熱の国シンガポールなので、疲労を抑えるためにもカートはおススメです。

Shuttle Service の料金は 大人 1 Day SG$3.00 (約¥230円)となっています。

Auto Rider Station

写真の庇の建物が電動カートの乗り場、Auto Rider Stationです。

カートに乗る場合あらかじめチケット販売カウンター(写真の庇の左辺り)でShuttle Serviceのチケットを買わないといけません(1度買えば1日乗れます)。クラウド・フォレストやフラワー・ドームのチケットとは別なのでご注意ください。

窓口で買わないといけないので少々面倒でした。ドームのチケットはここでも買えますし、ドーム近くでも買えます。

クラウド・フォレスト(Cloud Forest)とフラワー・ドーム(Flower Dome)のエントランス

Gardens by the Bay

メイン・エントランスから入り進んでいくとここに着きます。クラウド・フォレスト(Cloud Forest)とフラワー・ドーム(Flower Dome)のエントランス付近です。MRT駅側のエントランスから電動カートで来た場合もこのすぐそばのカート乗り場に到着します。

この写真は11月に行った時のもので、ハロウインの飾りつけがしてありました。

クラウド・フォレスト Cloud Forest

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ クラウドフォレスト

ガラスのドームの入口を入るとすぐにこの滝が目に飛び込んできます。写真で見るより現地で実際見ると圧巻の一言です。完全に人工の山と滝ですが、なんとなくラピュタなどのジブリの世界を体験しているような感覚に陥ります。

エレベーターで山の頂上へ上り、そこからスロープで山の周りを歩きながら降りて行きます。最後は地下にあるシークレットガーデン(Secret Garden)と呼ばれるゾーンからお土産が売っているショップを通って外に出ます。

後ほど左の飛び出したデッキから下を見た写真があるので、それを見るとこの山の大きさがわかると思います。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

シダ植物やコケ類などが雰囲気を作っていています。植物の植え方も自然な感じで写真をいっぱい撮りたくなります。

順路に従いこの滝の左側を回っていくとエレベーターがあり、まずはグランドレベルから山の頂上、ロストワールド(Lost World)と呼ばれるエリアへ上がります。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

ロストワールド(Lost World)と名付けられた展示ゾーンには、様々な自然の植物をはじめ、レゴブロックで作ったような食虫植物なども使われています。もちろん本物の食虫植物もあります(笑)。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ クラウドフォレスト

途中にある張り出したデッキから下を見たところですが、人の大きさからもわかると思いますが、この人工の山、結構大きいんです。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ クラウドフォレスト

ドーム全体がガラス張りになっており、山から張り出したスロープからは外の景色も楽しむことが出来ます。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ クラウドフォレスト

場所にもよりますが、山の壁面緑化を拡大すると、こんな感じでいろいろな植物が植えられています。

クラウド・フォレスト

下からスロープを見上げるとこんな感じです。結構飛び出ていますが、スロープを歩いていても怖さなどはありません。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ クラウドフォレスト

この施設「クラウド・フォレスト」と名付けられていますが・・・。

時間によりスロープの横から写真のように霧が出てくる演出があります。高山の雲の中にいるイメージですね。この霧は煙ではなく、夏場の暑さ対策に使われるミスト(噴霧した水)で、人工の雲ですね。

高山にいるかのような幻想的な雰囲気となります。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ クラウドフォレスト 内部

スロープを降りてくると山の内部クリスタル・マウンテン(Crystal Mountain)ゾーンに入ってきます。山の構造がわかると思いますが、コンクリートの構造物で、あの緑の植物に包まれた山は外壁に壁面緑化されたものです。うまいこと作られていますよね。外から見ると内部がこんな感じとは思いません。

クリスタル・マウンテン(Crystal Mountain)ゾーンは鍾乳石などが置かれ、鍾乳石の説明や地球の環境問題などの展示がされています。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ クラウドフォレスト

地下は洞窟の内部のような雰囲気に作られています。ここら辺は他のお客さんも比較的足早に通り過ぎてしまいます。メインはやはり地上部分になりますね。

フラワー・ドーム Flower Dome

今まで11月と12月(違う年ですが)の2度行きました。両方とも違う飾りつけで、季節やイベントに合わせたものになっていました。

クリスマスシーズン 12月

フラワー・ドーム

フラワードームは大きなガラスのドームでできており、他の植物園の温室とは全く違う感じです。植物を種類別に展示してある他の植物園とは違い、ドーム内に作られたイベントのガーデンといった感じの施設です。

もし時間が限られていて、クラウド・フォレスト(Cloud Forest)か、フラワー・ドーム(Flower Dome)のどちらかを選ばなければならない場合・・・自分なら確実にクラウド・フォレストを選択します。やはりインパクトとなど・・・個人的意見ではありますが、クラウド・フォレストの方が断然おススメです。

ですが、時間があるのであれば2つとも見るのをお勧めします。理由は2つの施設をどちらも見ることの出来るチケットは、どちらか1つだけのチケットとあまり値段に差はないためです。
(入場料などについては「まとめ」の部分に書いております)

フラワー・ドーム

ちょうどクリスマスシーズンだったためクリスマス感いっぱいです。

先ほどはクラウド・フォレストの方がおススメだと申しましたが・・・展示の飾りつけなどをバックに写真を撮ったり、子供達はこちらの方が喜ぶかもしれませんね。

ハロウィンシーズン 11月

フラワー・ドーム

ハロウインの季節はカラフルに着色された展示用のカボチャでいっぱいでした。

フラワー・ドーム

このおじさんの作り物・・・写真ではわかりにくいですが、かなり巨大で10m近くあると思います。

フラワー・ドーム

夜に行ったんですが、ガラスのドーム全体は暗目の照明で、展示エリアは浮かび上がるように照明がされていました。フラワードームは昼も人が少なめですが、夜は一層少ないのでゆっくり見たり写真も撮ることが出来るので、日本に戻る深夜便の前にここに寄るのはちょうどいいかもしれません。

OCBCスカイウェイ(OCBC SKYWAY)

スーパーツリー・グローブ(SUPERTREE GROVE)の上部にはOCBCスカイウェイ(OCBC SKYWAY)と呼ばれる吊り橋が架けられています。3本のスーパーツリーに弓のような形に設置されており、入口の棟にあるエレベーターから上がり、長さ128m、高さ22mにあるブリッジを歩き、出口の棟からエレベーターで下に降ります。

チケット売り場は入口棟のすぐ傍にあり、ブリッジに上がる際には人数に制限があるようで、順番待ちの列から数人ずつ係員の指示によりエレベーターで上がっていきます。

料金は大人SG$8、子供(3-12)SG$5でした。

OCBCスカイウェイ

ブリッジの中央付近はつり橋のようになっており、ほんの少し揺れますが大した揺れではないので高所恐怖症でなければ怖くはないと思います。

OCBCスカイウェイ

ブリッジの高さは地上から22mとなっているので、建物の高さで言えば6~7階建ての高さとなります。

スーパーツリー・グローブ 音と光のショー Garden Rhapsody

音楽に合わせスーパーツリー・グローブ(SUPERTREE GROVE)の照明が光るショーで、1晩に2度ほどあるそうです。時間は15~20分ぐらいでした。

Garden Rhapsody

通常期はスーパーツリー・グローブ(SUPERTREE GROVE)のあるエリアは無料ゾーンなので、光と音のショーも無料で見ることが出来ます。

後に出てきますがクリスマスシーズなどは特別なイベントが行われ、このエリアも無料でなくなりチケットを購入する必要があります。

夕方になりスーパーツリーの足元を見ると、大きな円形のベンチにみんな寝そべりだします。後でわかったのですが、ショー時間が近づいてくるとだんだんと写真の様に上を向いてショーを見るための場所取りをしているようでした。

Garden Rhapsody
スーパーツリー・グローブ

クリスマス・シーズンのスーパーツリー・クローブ・エリア

スーパーツリー・クローブへは通常チケットがなくても見ることができますが、クリスマスシーズンはスーパーツリー・クローブ・エリアが有料ゾーンへと変わるため、入場のチケットを購入する必要があります。

スーパーツリー・クローブ

南国のシンガポールですが、クリスマスシーズンには特別な飾りつけで観光客を魅了します。

神戸のルミナリエのような電飾の飾りつけですが、神戸のルミナリエも元々はイタリアの由来のものらしいので、シンガポールは南国ですが、気分はヨーロッパのクリスマスですね(汗)。

スーパーツリー・グローブ

日が暮れてくるとともに、段々と電飾が浮かび上がってきます。まだ真っ暗になる手前の、このくらいの暗さが一番きれいな気がしますね。

スーパーツリー・グローブ Garden Rhapsody

このシーズンにシンガポールへ行かれる方は、Gardens by the Bayには是非、夜に行くことをおススメいたします。

まとめ

毎夜時間になると「音と光のショーGarden Rhapsody」が行われます。それに合わせ夕方行くと暑さも少しマシなのでおすすめです。

アクセス

  • MRT(地下鉄):Downtown Line(青色)、Circle Line(黄色)ベイフロント(Bayfront)駅
  • バス:「Aft Gdns by the Bay」、「Aft Gdns by the Bay」、他
  • タクシー:メインエントランスにタクシーの乗降場所あり

料金まとめ

クラウド・フォレスト(Cloud Forest)とフラワー・ドーム(Flower Dome)

・2つの施設:Two Conservatories
大人 Adult: SG$28.00
子供 Child (3-12 years old): SG$15.00

・どちらか1つの施設:One Conservatory
大人 Adult: SG$20.00
子供 Child (3-12 years old): SG$12.00

OCBCスカイウェイ(OCBC SKYWAY)

大人 Adult: SG$8
子供 Child (3-12 years old): SG$5.00

Auto Rider(電動カート)

大人 Shuttle Service (1 Day) SG$3.00

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